販促品を利用する目的・メリット
販促品選びは対象とするお客様に合わせることが重要です。
販促品には、宣伝や認知向上を目的に配布するノベルティや、購入や契約につながった方に提供する特典となるプレミアムに大きく分けられます。
不動産屋さんの店舗へ集客をお考えの場合は、宣伝やお店の認知向上が目的になるノベルティグッズは相性がいいでしょう。
無料で配布するアイテムだからといって、必ずしも配布をすれば来店数が増えることにつながるとは限りません。
学生や社会人向けの賃貸物件紹介や、事業者向けの物件紹介など、対象となるお客様が決まっている場合は、ターゲットに合う販促品を用意することが大切です。
販促やノベルティの基本についてはこちらもご覧ください。
▶販促とは
▶ノベルティとは
不動産屋さんオススメ!ターゲット別の販促品
お客様に喜ばれる接客や対応をされている不動産屋さんでも、その良さをより多くの方々に知ってもらい、この不動産屋さんで契約したいと思ってもらえるためには、集客をしなくてはいけません。
学生・新社会人向けに合うアイテムや、事業者向けに合うアイテムを用意することは、来店のキッカケになりうるので効果的な戦略になるでしょう。
学生・社会人向けアイテム
学生や新社会人向けにはボールペンや付箋(ふせん)などのステーショナリーグッズ(文房具)や、オリジナルマグカップやステンレスタンブラーなどの生活必需品がオススメです。
4月からの新生活を前に、それ以降の生活に役立つアイテムは親和性が高く、来店のキッカケにつながる可能性があるでしょう。
1月~3月頃の繁忙期を前に、プロモーションを行う場合は12月以内にはアイテムを用意しておきましょう。
企業向けアイテム
企業のお客様の場合、名入れのカレンダーや名入れタオルといった日々使用するアイテムがオススメです。
こうした名入れアイテムは毎年お配りする企業が多く、お渡しするたびに顔を合わせるため関係構築にも役立つでしょう。
経営者の方々の場合、ご紹介から来店することも考えられます。
そうした可能性を逃さないためにも接触回数をもつアイテムに名入れグッズはオススメの販促品です。
こちらもご覧ください。
▶営業に活用する販促品
不動産屋さんの販促品利用シーン
販促品を配布するシーンとして以下の3つをご紹介いたします。
来店プレゼント
4月からの新生活へ向けて、学生や新社会人の方々が賃貸物件を探す1月~3月頃に、来店プレゼントを用意することで来店するキッカケができるためオススメです。
同一物件を複数の不動産屋さんが紹介していることもあるため、来店者プレゼントがある旨を掲載することで他社との差別化が図れる可能性が高まるでしょう。
成約記念品
賃貸契約の決め手になる可能性がある成約記念品を用意することもオススメです。
「ご成約をされたお客様にステンレスタンブラーをプレゼント」など
こうしたアイテムを用意することで途中キャンセルや、クーリングオフ期間中のキャンセルの防止につながることも考えられます。
注意点として、ご契約が確定したお客様へプレゼントを行う場合は、取引価額(消費税を含むお客様が支払う金額)の10%又は、100万円のいずれか低い価額の範囲のアイテムを提供できます。
※不動産業における景品類の提供に関しては一般的な景品表示法とは異なるため、以下サイトなどをご確認ください。
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消費者庁
不動産業における一般消費者に対する景品類の提供に関する事項の制限 -
公益社団法人 首都圏不動産公正取引協議会
不動産業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約
(8ページ:一般消費者に対する景品類の提供の制限) -
一般社団法人 全国公正取引協議会連合会
不動産業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約及び施行規則
(3ページ:公正競争規約 第3条)
年末年始のご挨拶
賃貸契約をするクライアントや、近隣のお付き合いのある方への年末年始のご挨拶に粗品を配布することもあるでしょう。
会社名を名入れしたカレンダーや、タオルは粗品やお歳暮、お年賀として配布するのにオススメです。
まとめ
街には複数の不動産屋さんがあり、同じエリアで同一の物件を取り扱うこともあるでしょう。
近隣の同業他社との差別化を図るために販促品を利用することは、来店のキッカケ作りになるためオススメです。
販促品を活用する際は、お客様の立場に立ったアイテム選びをしていきましょう。