そもそもノベルティとは?
ノベルティとは、企業が宣伝のために、会社名や商品名を入れて無料で配布するアイテムのことです。
「ノベルティグッズ」や「ノベルティアイテム」とも呼ばれます。引用元: ノベルティ・販促事典「ノベルティとは」
ノベルティを配ることで、社名や商品の認知度の向上、ブランドイメージアップにつながります。
▶ノベルティとは
▶ノベルティの効果
ノベルティを作る前に確認しておくべきこと
目的
ノベルティを作る前に、なぜノベルティを作るのか、目的を明確にしましょう。
自社の商品やサービスを多くの人に知ってもらいたい、売上を伸ばしたい、ご贔屓のお客様に日ごろの感謝を伝えたい。ノベルティを作る目的はさまざまかと思います。目的をしっかり決めておくことで、ノベルティグッズを選ぶ基準になります。
ターゲット
ノベルティをだれに渡すのか考えましょう。
ターゲット像を明確にすることで、その人がもらって嬉しいものはなにか、どんなものであれば自分たちの目的が果たされそうかを想像しましょう。
- 都内に住む女子学生
- 30代前半の独身男性
- 40代子育て中の女性 など
伝えたいメッセージ
目的とターゲットが決まったら、何を伝えたいかを考えます。この時、売り手目線ではなく、お客様目線でメリットになるのは何か考えることがポイントです。ターゲットのライフスタイルに寄り添うように、気を付けましょう。
目的やゴールを設定するのに、5W2Hを使って整理できます。
▶販促の流れ
ノベルティに適したアイテム選びのポイント
アイテム選びのポイントをご紹介します。
実用的なアイテム
日常的に使用する頻度の高そうなものほど受け取ってもらいやすいです。
過去に、渡されたノベルティをゴミ箱行きにした経験はありませんか?
「(受け取ったノベルティが)使えるな」と思ってもらえれば、お客様の手元に長く残ります。
邪魔にならないアイテム
サイズが大きいものや重いもの、持ち帰りにくいものは受け取ってもらえないこともあります。受け取りやすいコンパクトなサイズを意識しましょう。
ちなみに、ノベルティグッズの定番は、ボールペン、ふせん・メモ帳、エコバッグやタンブラーがあります。感染対策が重要視される中で除菌グッズやマスクを配布する企業も増えています。
▶センスのいいノベルティ
▶販促品の選び方
ノベルティの作り方5つのステップ
以下のステップでノベルティを作っていきましょう。
- デザイン案をかためよう
アイテムが決まったらデザイン案をかためましょう。ノベルティのデザインは、もらったあとも使いやすいように、企業名や商品名は控えめに、普段使いできるデザインが長く使ってもらえるポイントです。
▶販促物をデザインするときのコツ - 見積り依頼
検討している注文先から商品の見積りを取り寄せましょう。このとき支払い条件や納期も合わせて確認しましょう。
▶ノベルティ・販促品の経理処理 - 社内調整・決定
取り寄せた見積りと合わせて、社内での書類申請・稟議申請を並行してすすめておきましょう。
▶販促企画の社内稟議の通し方 - データ入稿・発注
各社データ入稿用のテンプレートを用意しています。指定のテンプレートに従いデザインデータを作成し、入稿します。 - 製造・納品
入稿したデータをもとに印刷・製造がはじまります。納品にはアイテムによって数日~数週間かかる場合があります。
オリジナルノベルティを作る方法
上記の、ノベルティの作り方は既製品名入れ・セミオーダーに寄った流れになります。オリジナルノベルティの作る方法には3種類あります。
既製品名入れ | デザインされた既製品に、会社名・ブランド名を印刷します。 |
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セミオーダー | 既製品を元に、オリジナルイラストや写真と会社名・ブランド名を印刷します。 |
OEM | 既製品で作りたいものが見つからない場合、製作会社へ依頼をして一から作るというのも一つの手です。OEMの場合は他にない自社だけのオリジナルアイテムが作れます。 |
ノベルティが届いたら配りましょう
ノベルティは目的が果たされる場所、想定したターゲットに届くよう配布場所を選びましょう。
- 展示会やイベント会場で参加者・来場者に配布する
- お客さまへの挨拶品
- 街頭での配布
▶ノベルティの配布方法
まとめ
ノベルティの作り方について紹介してきました。作る前に、目的とターゲット、伝えたいメッセージを明確にすることが大切です。これらが定まれば、ノベルティアイテムもおのずと絞られてきます。
この記事がノベルティの作成に役立てば幸いです。