入店しなくても持ち帰れる販促物を用意しよう
ショップカードやパンフレットなど、お店に入らなくても持ち帰れる販促物を用意してみましょう。
「今は時間がないけど気になるな」
「入店前にお店や商品のことを調べてみたいな」
「今度きてみたいな」
というお客さんの気になる気持ちに応えられます。
カバンや財布に入れて持って帰ってもらえるように、コンパクトサイズでつくるのがオススメです。
ショップカードやパンフレットには、以下の内容を入れてみましょう。
- お店の住所・地図
- 電話番号
- 営業時間
- メニュー
- ウェブサイトのURL(あれば)
- SNSのアカウント名(あれば)
- 代表者名 etc…
店頭の目立つところにショップカードを入れたかごなどを置いておき、通りがかりの人が持って帰れるようにしましょう。
パンフレットはラックや棚が用意してあると手に取りやすいです。
お店の前に興味をもってくれそうなお客さんがいたら、直接手渡ししてもよいでしょう。
そうすることで、お客さんとの距離が近付きます。
▶その他店頭販促物について
販促品のアイデア集~記憶に残るお店づくりをしよう~
お店に来てもらったら、お店のことを忘れないでいてもらう仕掛けも用意しておきましょう。
販促物などのアイテムをうまく使えば、再来店のきっかけをつくれます。
お店に対して好意的なお客さんにはもちろん、なんとなく来店したお客さんに対しても有効です。
ここでは主に、飲食店・サロン・小売店(アパレルショップ・飲食系の小売店など)で試しやすい方法を紹介します。
アイデア①お店のロゴステッカーを置いておく
【飲食】【サロン】【小売】
ショップカードなどと一緒に、お店のロゴが入ったステッカーを置いてみましょう。
お店のファンのお客さんであれば、持ち帰ってもらえる可能性があります。
パソコンやノートなどお客さんの私物にステッカーを貼って使ってもらえれば、お客さんの周りでお店の話題が出るかもしれません。
アイデア②写真入りのノベルティを渡す
【飲食】【サロン】【小売】
写真が入った販促品は捨てづらいアイテムのひとつです。
カレンダーなど実用的なものにすることで、お客さんが日常的に目を向ける頻度がります。
お店の名前が入っていることで、お店を思い出してもらえるきっかけになるでしょう。
アイデア③手書きメッセージを添える
【飲食】【サロン】
テイクアウト商品などには、手書きのメッセージを添えてみましょう。
メッセージでお礼を書くことで、「お客様を大事にしている」という気持ちが伝わりやすくなります。
サロンでは、手書きメッセージ付きのお土産を手渡ししてみてもよいでしょう。
カイロや試供品など、さりげなく渡せて持って帰ってもらえるものがオススメです。
「明日もがんばってください」「きょうも一日おつかれさまでした」など心の温まるメッセージが書いてあることで、印象に残りやすくなります。
アイデア④家で試せるおみやげを渡す
【小売】【サロン】
家に持ち帰って試せるものも販促品として活用しましょう。
ヘアサロンで「きょう仕上げに使ったヘアオイルです。家でも使ってみてください」とおみやげをもらえたらうれしいですよね?
業種によってお試し品はさまざまなものがあるかと思います。
お客さんに試してもらいたいものがあれば、おみやげとして活用しましょう。
渡したときによろこんでもらえるだけでなく、家で試すときにもお店のことを思い出してもらえます。
アイデア⑤レシピを渡す
【小売】【飲食】
パン屋さんなどで、自分の買ったパンでアレンジできるレシピや、パンに合うドリンクのレシピをもらえたら、読んでみたくなりませんか?
レシピは家に帰って読めるし、それを参考にして実際に料理もできます。
おいしくアレンジできたらレシピカードを残しておいてもらえるかもしれません。
レシピカードをつくるときは、お店の名前やロゴを入れておきましょう。
レシピをみるたびに、お店のことを思い出してもらえるでしょう。
アイデア⑥ユニークな箸袋・コースターをつくっておく
【飲食】
箸袋や紙ナプキン、コースターなど飲食店で提供するテーブル周りのアイテムは、お店のオリジナリティを発揮できる場所です。
できればお店の名前やロゴを印刷して、こだわってみてください。
さりげないところも、お客さんはみて覚えてくれることがあるからです。
紙製のコースターは、手書きのメッセージを記入できます。
「いつもありがとうございます」「たのしく飲んでいってくださいね」といったメッセージをいれるとより印象的です。
アイデア⑦レジ前にキャンディーやガムを置いておく
【飲食】
飲食店では、レジ前にキャンディーやガム、タブレットなどを用意しておくのもよいでしょう。
ついもらって帰りたくなるようなものは、販促のチャンスです。
ただ市販のものをおくだけではなく、お店のオリジナルパッケージだとよりよいです。
持ち帰ってもらったときに、思い出してもらえるきっかけができます。
アイデア⑧おみくじを用意する
【飲食】
おみくじは日本人にとってなじみが深くエンターテイメント性もあり、印象に残るアイテムのひとつです。
お箸袋などにおみくじをつけることで、お客さんに楽しんでもらえます。
くじの内容がおもしろければ、お客さんの周りでお店のことが話題になるかもしれません。
お店オリジナルのユニークなおみくじをつくってみてはいかがでしょうか。
アイデア⑨商品パッケージを再利用できるものにする
【小売】
商品のパッケージには、「再利用して使ってもらえるもの」を意識してみましょう。
パッケージが再利用できれば、お店で買ってもらったものをお客さんの生活に取り入れてもらえます。
お店の名前やロゴをさりげなく入れておけば、普段からお店のことを思い出してもらえる機会ができます。
再利用してもらうためには、お客さんにイメージしてもらうことが重要です。
たとえば、チョコレートやキャンディーの入ったクリアボトルを販売するとします。
中に説明書をいれておき、「使用後は飲み物・シリアル・パスタなどを入れて再利用できます」と書いておけば、再利用のイメージができます。
そうすることで、パッケージがお客さんの手元に残りやすくなるでしょう。
一見すると「売上につながりそうにない」と思える取り組みであっても、実はお店のことを無意識的に思い出してもらえる方法があるのです。
長くお店を続けていくには、お店のことを思い出してもらえるきっかけがとても重要です。
販促品を上手に使って、お客さんの手元にお店のカケラを残していきましょう。