販促品選びの5つのポイント
販促品を選ぶ前に、まずは販促品の目的はなにかを押さえておきましょう。
販促品の目的は「自社商品やサービスの販売促進」です。
商品やサービスを使ってもらうためには、まず知ってもらう必要があります。
そこで役に立つのが、販促品です。
企業名やアピールしたい商品名などを印刷した販促品を配ることで、自社の商品やサービスをまだ知らない人に知ってもらえます。
販促品を配布する際には、対象となるお客様がどのような人で、どのようなアイテムが喜ばれるのか、事前に押さえておくと効果的です。
以下に解説する5つのポイントに注意して販促品選びをしていきましょう。
配布するターゲットに合うかどうか
販促品の選び方の前に配布のターゲットとなるお客様の年齢・性別・職業などどのような方々になるかを押さえましょう。
ターゲットを決めずに販促品の配布をしてもお客様がお得を感じられなければ意味がありません。
販促品は商品やサービス以外の+αになる新たなアプローチとして有効な戦略になり、同業他社商品やサービスから乗り換えるきっかけを作ることができます。
そのため、ターゲットを決めることで対象のお客様に合うアイテム選びが新たな顧客につながる可能性を高めます。
また、既存のお客様にもお得と感じるアイテムの配布は商品・サービス満足の向上や、企業イメージアップにつながるでしょう。
そのほかとしては、お薬やサプリメントのような商品であれば、ピルケースを販促品にするといったように、提供する商品やサービスとの親和性の高いアイテムを選ぶこともオススメです。
販促品選びをはじめる際は、対象となるターゲットを定めてその消費者の視点に立った販促品選びから始めましょう。
ノベルティの作り方についてこちらの記事もご覧ください。
▶ノベルティの作り方
女性向けの販促品
女性へ配布する場合の販促品は実用性だけでなく、デザイン性も兼ね備えたアイテムであることが重要です。
また、日常で使いやすい実用的なアイテムにする場合はサイズ選びも大切です。
使い続けたくなるおしゃれなデザインや、かわいいデザインでターゲットとなる層の女性が持ち歩くバッグに収まるサイズを意識した販促品を選びましょう。
おしゃれなノベルティについてこちらの記事もご覧ください。
▶おしゃれなノベルティのアイデア7選
ビジネスパーソンの場合
小物の入るポーチや、職場や自宅を問わず使用できるペンやメモ帳、付箋などのアイテムはかさばらずオススメです。
主婦の場合
日々のお買い物に使用できるエコバッグやキッチン用品などの使用頻度の高いアイテムがオススメです。
男性向けの販促品
男性がターゲットの場合、機能性の高いアイテムや、高級感のあるアイテムで女性向け同様にかさばらない販促品選びがオススメです。
ビジネスパーソンの場合
ペンや今治タオルハンカチ、革製の靴べらや捺印マットなど、長く使えて実用的なかさばらないアイテムや高級感のあるアイテムは、もらって困らないためオススメです。
性別・世代を問わない販促品
新型コロナウイルス感染症対策で感染予防や感染防止意識が高まっているため、感染対策グッズは男性女性を問わず手に取りやすい販促品です。
マスクやマスクケース、アルコールスプレーやウェットティッシュといった除菌グッズなどもらって嬉しいアイテムを選ぶことも良いでしょう。
サンプル品の購入
失敗しない販促品の選び方としてサンプル品を取り寄せることがオススメです。
無料での取り寄せではありませんが、販促品やノベルティグッズ販売サイトではお試しでサンプル品を購入することができます。
販促品を購入する場合、品物にもよりますが一般的に最小ロット30個~などの販売が多く、本購入前の確認用としてサンプル品の購入が設けられています。
予算内に収める
販促品は商品やサービスの購買を促す施策になるため、売上目標など数字があるでしょう。
この目標数値と会社で用意できる予算を踏まえなければ現実的に導入できる販促品の選定ができません。
また、販促品やノベルティグッズ販売店や専門サイトは購入個数によって商品単価が変わるため、予算確保の前の販促品選定はしっかりと価格を調べておきましょう。
納期に間に合う
販促品配布を行う際は販促品によって納期が変わるため販促品選定の際に合わせて確認しておきましょう。
販促品配布を複数店舗で同時にスタートさせる場合は、ゆとりを持って発注することをオススメします。
また納品物の確認や袋詰めをしての配布、販促品配布の告知など準備することが多くありますのでこれらを踏まえて逆算をした納期に収まるように発注をすることが大切になるでしょう。
配りやすさ
販売店や営業マンが配布しやすいアイテム選びがポイント
販促品を配る場所を考えましょう。商品販売時に配る場合はレジ周辺に置いておく必要があり、営業マンが訪問した際に持ち運ぶにも大きいアイテムでは置き場や持ち運ぶ個数が少なくなり手間が増えてしまいます。
販促担当者は消費者だけでなく、配布する店舗や営業マン側の手渡すシーンも意識したアイテム選びをすることも大切です。
こちらの記事もご覧ください。
▶営業に活用する販促品
▶粗品とは
もらって嬉しい販促品の特徴
無料で受け取れるといっても不要と感じるものには消費者は厳しく手を伸ばしません。
販促品を何にしていこうかをお考えになる際に押さえておきたい、もらって嬉しいアイテムとはどういったものになるのかを見てみましょう。
用意しようとお考えのアイテムが以下のどの要素を備えているかの参考にご覧ください。
長く利用できる
流行りに左右されないアイテム選びがポイント
流行のアイテムは注目度が高い反面、流行り廃りが早く、せっかく配布をしても印象に残らないことが多くあります。
比べて流行り廃りがない定番アイテムは手元に残り続けることが多く、流行の波に左右されないため長期間にわたって商品認知やサービス認知を訴求し続けられるためそういったアイテムを選んでいきましょう。
実用性がある
日常で目にする機会や使用頻度の高いアイテム選びがポイント
受け取って困るものでは手元に残る可能性が低く、消費者にネガティブなイメージを持たれることにつながります。
便利に使用できるアイテムは消費者の日常で使用されやすいため、捨てられる可能性が低く手元に残り続けることで時間が経ってからも商品やサービス、企業名の認知を訴求し続けられます。
使いやすいサイズ
配りやすさと同様に受け取りやすいアイテム選びがポイント
消費者が受け取り時にスムーズにバッグなどにしまってかさばらないサイズを意識しましょう。
大きいサイズのものの場合、もらって困るものになる可能性が高く受け取りを拒否されてしまってはせっかくの販促品が無駄になってしまうこともあるでしょう。
無料で付いてくるものであっても不要であれば受け取らないため大きさも意識したアイテムを選びましょう。
季節に合わせたアイテム
季節に合うアイテムは喜ばれやすく受け取られやすい
人気の販促品・ノベルティグッズにカレンダーがありますが、年末年始頃に配布されることでお客様に喜ばれやすい定番のアイテムです。
このように季節で使用頻度が高まるアイテムを販促品に採用することで良いものをくれたと企業イメージアップにつながります。
夏場のタオルやうちわ、冬場のマスクやカイロといった、あってありがたいと感じてもらえるアイテム選びもオススメです。